Xenoblade ゼノブレイド  RPG

 

久々に全俺を震撼させたRPGがWiiから出たという噂を聞きつけ、我々は急遽、俺に緊急インタビューを試みた!
俺 「kohmaさん、超面白ぇって噂のRPGのタイトルはなんですか!?」
俺 「ゼノブレイド」
俺 「どこが面白かったのか教えてください!」
俺 「なんかもう全部。マジすっごい。みんなやれ」
俺 「最後に1年間Webサイトを更新していない事について皆さんに一言お願いします!」
俺 「マジでごめんなさい」

このような錯乱を起こしてしまうほど、それがし的にクリティカルヒットだったゲーム、ゼノブレイド。
何が面白いのかってところを、アンタにあますとこ無く伝えて伝えて伝えまくってやるから、そんなウンザリした顔しないで聞いてあげて!(下手に出る)

 
冒険したいお年頃

このゲーム、3Dの箱庭フィールドをテクテク探索していくゲームなんですが、そのフィールドの広さがハンパない。
ストーリーが進むごとに、新しいフィールドへ行けるようになるんですが、その1つ1つがやたら巨大で、しかも構造が立体的かつグラフィックがビュリフォー(beautiful)
個人的に、3Dゲームの雰囲気を上質なものにするために必須と思っている、空気のモヤ感? 近くはハッキリ遠くはぼやけてみえる感じもしっかり表現されていて、本当に広い世界で冒険してるって感じられます。

フィールドの作り込みも大変素ン晴らしい。
地形がとにかく起伏に富んでて、遥か高所に見える崖や大地にぽっかり空いた穴の底まで、視界に入る場所はすべて行く事ができる勢いなので、「あーーーここから見えるあの場所に行きたい!けど行けない! すなわちこれはゲーム的にデータが用意されてないってことだ! 嗚呼やっぱりオレがしてたのは自由な冒険なんかじゃなくてレール上にひかれた単なるゲームなんだ! 悲しすぎる!!」と打ちひしがれる事もなく冒険の世界にどっぷり浸りまくれます。

フィールドの種類も多彩で、大平原やら密林やら海に浮かぶ島やら機械工場やら未来都市やら、すべて手抜き無しの本気クオリティでとことん作りこまれてるので、次のフィールドを訪れるとマジでテンション上がりまくりです。
また、時間の経過によってもフィールドの見せる顔がガラッと変わったりして、昼は「あー、なんかつまんないッスねココ、見える景色に変化がないっていうか。うちの近所の公園のほうが遥かに美しいッスよ」なんて思っちゃうフィールドでも、夜になるとあたりが一面がまばゆい光に包まれて「ウワワッ!! こっこの幻想的な光景は何スか! 感動ッス涙が止まらねッス!」とプレイする者の心を激しく揺さぶったりなど、とにかくプレイヤーを飽きさせない工夫がそこかしこに施されていて、もうI can't stop WAKUWAKUというか、冒険しまくってこの世界を全踏破してやるゼ〜!という衝動が湧き上がりまくりです。

あ、あと自分がまだレベル15くらいの時にレベル80ぐらいの敵がフィールドのど真ん中をのっしのしと闊歩してたりして、それに見つからないようにハラハラするのもシステムに守られたお仕着せのゲームじゃない感じがして、冒険してる感がぐんとアップします。

とにかくワタクシが強調したいのは、このゲームは冒険心の煽り方とその満たし方が抜群にうまいってことなんですよ子供の頃の探険のようなドキドキ感をまた今味わえちゃって嗚呼あの頃は良かったあの頃に戻れたらなんて考えて毎日がツラくなること必至なんですよ!(それダメなんじゃ)

 

友情パワーズ

さて、そんな素ン晴らしいフィールドを走ってると、モンスターさんがテクテク歩いてるんですが、おっしゃ死なせると思って突っ込むと画面の切り替えなく、フィールド画面のままで戦闘が始まります。そう、すなわち専門用語で言うところのシュガーレスです!(シームレスです)
戦闘中はパーティーの先頭にいるキャラクターを自分が操作します。敵に近づくと勝手に剣振ったりしてくれるので超楽チンなんですが、それだけだと奥様も思わずニッコリの全自動ゲームになってしまい、ゲームというものの存在意義を根底から揺るがすことになるので、特殊攻撃すなわちアーツを手動でズギャッと使っていきましょう!

アーツにも攻撃系やら回復系やら色々な種類がありまして、攻撃系のアーツには敵の側面や背後から当てるとダメージが倍増したりするものもあるので、仲間に敵を惹き付けてもらって後ろから強烈な一撃をお見舞いするといったようなチームプレイも可能です!
あ、「惹き付けてもらう」で思い出したんですが、このゲームでは敵にダメージをたくさん与えたり仲間をいっぱい回復したりしたパーティーメンバーが優先して敵に狙われるようになってます。なので、ムキムキの前衛を盾にして遠くから魔法でチクチク攻撃してても、敵は前衛ガン無視でこちらへ突進してくるので注意。でもそれってつまり、敵の標的を自分で変えられるという事で、仲間がボコボコにされている時に温存していたアーツで敵にデカいダメージを与えれば、矛先をこちらへ向けられるって事ですな。これぞ正にチームプレイ! いやまぁ仲間っつっても実際はコンピューt(触れてはいけない気がしたので省略)

アーツを使いまくってパーティーゲージを最大まで溜めると、パーティー全員で敵に連続攻撃を仕掛けるチェーンアタックを繰り出せます。チェーンアタック開始〜終了までの間、敵はどんなにダメージを受けても全く動けないので、アレですよね、はた目から見るとちょっとリンチ的な匂いを感じますよネ。でもまぁ気持ちイイから全部OK!(快楽至上主義)
ちなみにチェーンアタックでは、最低でも仲間が一回ずつ攻撃できるんですが、仲間同士のキズナが深いときに目押しが成功すると更に攻撃が続いていきます。チェーンが切れることなく攻撃しまくれると「オラオラオラオラどうだどうだ死ね死ね死ねぇぇぇ!!」みたいなトランス状態になります。
ちなみに目押しは、チェーンアタック以外にも、敵の攻撃を避けたときやこちらの攻撃がはずれた時に出てきて、成功するとパーティーゲージが増えてまたまたチェーンアタックオラオラオラァって展開になるのでストレス発散具合が凄まじいです。
またこのゲーム、アーツは一定時間が経つとまた使えるし、HPも戦闘終了後に自動回復するので、いわゆるMPが存在しないんスよ。だから道中、MPの残りを気にしてアーツを出し惜しみするような事もなく、ガンガン使いまくれるってのもストレスフリーな感じで非常によろしゅうございます。

ミライさん

そしてゼノブレイドをゼノブレイドたらしめている特徴である「未来視(ビジョン)」。これはなな何と敵がこれから使ってくるアーツが事前にわかってしまうという超便利な予知能力なんです!
これが発動するとパーティーメンバーが敵のアーツで死ぬ(もしくは大ダメージを受ける)未来が再生され、それが現実になるまでのカウントダウンが始まります。そのままボーッとしてると予知した通りになってしまうんですが、カウント0までの間にその敵を倒したり、防御系アーツを使って攻撃を無効化すると、パリーンという音と共にカウントが止まり、未来を変えることができちゃうんですよ!
ほら、君にもあっただろう、変えたかった未来が。
いいんだよ!このゲームで思う存分変えまくればいい!(むなしいだろ)

早くしないとこうなっちまうゼと敵に脅されて、それを見事に回避した時のしてやったり感は、なかなか他のゲームでは味わえない要素かもしんない。

色々な要素を詰め込んでいながら、全てうまく噛み合ってる見事な戦闘システムにおいて、ただ一つ、哀しいかなただ一つだけゲンナリポイントが存在する! 父さんホントに残念だ!
あのね、レベル補正が強すぎてパーティーより敵のレベルが高いと攻撃が全ッ然当たんないの。いやダメージが全然与えられないとかなら分かるよ、なんかパワー不足って感じで納得いくよ? でも50回攻撃して1回も当たんないとか、救われるところがいっこも無くて涙で画面が見えなくなります。 で、逆にこっちのレベルが敵より高いと今度は敵の攻撃が全然当たらない。ザコならまだしもボスがこんなんだと「・・・」な感じでテンションだだ下がりなワケで。これだけはもうちょい何とかならんもんだったか任天堂さんよぅ。

 

仲間だいすき!(由紀恵的な意味でなく)

共に旅をする仲間たちとの軽妙な掛け合いもこのゲームの魅力の一つになってると言えます。
例えば戦闘終了時にはその戦闘に参加した3人の仲間だけのトークがボイスで挿入されるんですが、それぞれの仲間の組み合わせによって専用のトークが用意されてるんです。
えっちょっとこれ仲間7人でそのうちの3人って組み合わせ何通りあんの?と思って大興奮で攻略wiki見てみたら、トークは40種類くらいであれ意外と少ない とか思ったんですけど、でも専用トークがあるだけでも十分豪華な感じしますよね!(やぶへび感)
他にも戦闘中に仲間を励ましたり、チェーンアタックで自分の攻撃後に次の仲間へ出番をゆずる時にちゃんと呼ぶ仲間・呼ばれる仲間ごとに専用のボイスが用意されていたりして、「あーこいつはこの子に優しいのね」とか「こいつはやっぱり頼れる兄貴的存在だよなぁ」とか感じられて感情移入しやすくなってます。

それと、仲間にはキズナといういわゆる信頼度みたいなパラメータがあって、ある仲間同士のキズナが高いとフィールド上の特定場所でキズナトークというその二人だけのイベントが発生したり、戦闘中にチェーンアタックが続きやすくなったりと良い事満載。
キズナを上げるには戦闘中に仲間を助けたり町の人の頼みごとを一緒に解決したりすればよいんですが、キズナがあがった事を示すハートマークはたとえ男同士の場合でも表示される ので、ソレ系が好きな人にはすごくアレかもしんない。

 

みんなみんな生きているんだ友達なんだ

街の人たちは、ただランダムに動き回って、話しかけると「ここは○○の街です」とか言うような記号的な存在に成り下がってません。朝が来たら家から出てきて夜には家に帰っていき、話しかけるとストーリーとはクソも関係ない自分の恋バナとか人の陰口とかをしゃべくりまくります。ああ彼らも生活してるんだ、って感じ。
で、これまたストーリーには1ミリも関係しないんですけど、ほら、ドラマとか小説とかで人物相関図ってあるじゃないですか、名前から名前に→とか矢印がのびてて「ライバル」とか「いつも一緒にいる」とか二人の関係が書いてあるヤツ。あれがこのゲームにもあって、登場するキャラクター全員の関係が網の目のようにズララーと出てくるんス。
で、クエスト(街の人からの頼みごと)を解決したりすると、人同士の関係が新しく生まれたり元からある関係が変わっていくのが、いややっぱりストーリーには果てしなく関係ないんだけど、楽しいんです!
ただしこの楽しみにハマってしまうとクエスト無限地獄に堕ちてしまい、鬼の所業のように山ほど用意されたクエストをかたっぱしから相手にしていく事になるので、気がつくとストーリーはまだ中盤なのに総プレイ時間が100時間を突破することになるので注意だ! 特に社会人のみんなは猛注意だ! 失った時間と人生は取り戻せないぞ!(ゲームサイト管理者のセリフじゃない)

 

RPG好きは必修でした

広いフィールドの探索や街の人たちからの多彩なクエストなど、自由放任主義なところが多々感じられるゲームなんですけど、一方ストーリーもしっかりしています。
展開が読める部分をちらつかせながら、プレイヤーがそれに食いついた瞬間にどんでん返しを繰り出して驚愕させる手法が秀逸で、次はどんな手で楽しませてくれるのか気になってマジでやめどころを失います。
こんなポイズンな世の中 で育ったボクたちにはちょっと青臭く感じるセリフ回し(みんなで未来を勝ち取ろうぜ!とか)もあるけど、仲間ひとりひとりの深彫りがバッチリなので、こいつならこういう事いいそうだよなーとか感じられて、白々しくなりません。

全体的に劇的な新しいシステムみたいなのは無くどっかで見たことあるようなのばっかりなんで、初見はハッキリいって地味なんだけど、だからこそ逆にすんなりゲームに入っていけるんだと思うんですよ。
あ、あと音楽も魂が震えるほど良いので是非ボリュームを上げて堪能していただきたい! いや久々に音楽が頭にこびり付いて離れなかったですよ!


あれ、なんかアレっスか。べた褒めすぎっスかね。いやでもホントーーに全てにおいてレベルが高いんです。
これだけのシステムを、ストーリーを、よくぞディスク1枚に詰め込んだという感じです。たぶんディスクパンパン。
JRPGが好きな人なら多分みんなこれ大好きなので大至急買い求めて可及的速やかに200時間くらいつぎ込んで、あ〜〜〜やっちまった今日も学校会社遅刻だよ〜〜!ってなっていただければ私としても幸いです(同じく遅刻した者として)

P.S.
何で声優の若本規夫(アナゴさん)が出てくると、全てが若本色に染まりますかフグタく〜ん。

 

BACK

HOME